建設業のデジタル化・DX推進

現状

1.全国的に建設業の就業者数が減少(ピーク時比29.2%減)する中、本県の就業者の年代割合は、30歳代が10.3%で全国を4.6ポイント下回っている一方、60歳以上は28.1%で2.4ポイント上回っており、高齢化が進行している。
2.他産業では一般的になっている週休二日の確保が十分ではないため、総労働時間が長くなっており、低い労働生産性が指摘されている。
3.こうしたことから、県の土木部発注工事では、ICT活用工事の試行、現場体験会、オンラインセミナーを実施し、ICTの活用・普及による生産性の向上を図っている。この取組みを加速させたい。
4.建設現場の確認は、遠隔(ウェアラブルカメラ)での臨場を試行しているが、特に効果が期待される中山間地部において、通信環境の確保ができないことが多い。
5.県工事では、通信環境の確保のために仮設の光ケーブル・アンテナを設置することは費用面から難しい。

課題

建設業・就業者等のICTツールの活用、ICT環境の整備を一層推進し、生産性を向上させることが課題となっている。

募集するプロジェクト

建設業がデジタル技術を活用して、働き方改革や生産性向上を推進するプロジェクト
(例)リモートでの現場作業・研修用の作業体験を可能とするツール、衛星データを活用して情報の管理・提供を効率化するシステムの構築など

本テーマの想定サービス利用者像

応募方法

募集期間
2023年6月2日~2023年7月13日
応募コース
【Aコース】費用上限:500万円
【Bコース】費用上限:1000万円
のいずれかを選択してください。
提出書類
次の書類の必要事項を記入し、実証実験応募フォームへ添付してください。
1.応募者情報
2.応募フォーマット
3.概算見積書(様式任意)
 ・本委託業務の実施に伴う全ての経費(消費税及び地方消費税相当額を含む)を算出し、見積書を作成してください。
 ・積算の詳細内訳がわかるように記載してください。
4.「富山県デジタルソリューション推進事業 Digi-PoC TOYAMA」参加のための同意・誓約事項

1、2、4は以下の「提出書類様式」をダウンロードしてください。
※提出書類様式以外で提出された場合、審査の対象外となります。

提出書類様式(.zip)

募集は終了しました