感染症患者への対応
現状
・県では、新型コロナウイルス感染症対応で明らかになった課題へ対応するため、本年4月に富山県感染症予防計画を改訂した。
・どのような性状か分からない未知の感染症が発生した際には、医療従事者は、感染予防策を講じながら感染症患者・疑似症患者への診察や検査、看護、介護の必要に迫られる。
・隔離が必要な感染症患者・疑似症患者への診察等には、感染予防のため、個人防護具の着用が必須である。しかし、着用には時間がかかる上、不適切な着脱を行った場合には感染リスクも高まる。また、個人防護具が不足する事態もあり、院内で感染した場合は、クラスターが発生してしまうこともある。
・病院内には、食事介助や清掃等を行う民間サービス事業者なども働いており、医療従事者以外のスタッフの感染対策にも留意する必要がある。
・新型コロナ感染症発生時には、未知の感染症に対して忌避感を抱く人も多く、医療従事者が清掃など医療以外の業務も行うことになり、大きな負担になった。また、医療従事者等への誹謗中傷も問題となった。
課題
隔離が必要な感染症患者・疑似症患者に対して、医療従事者や民間サービス事業者が、感染リスクを抑えながら患者の診察や検査、看護、介護、食事介助、清掃等を効率よく行うことが課題となっている。
募集するプロジェクト
感染リスクを低減させるツールを活用したプロジェクト
(例)搬送ロボット、アバターを活用した患者サポートや遠隔診断、非対面での検体採取可能な検査システムなど
本テーマのイメージ図(一例)
応募方法
- 募集期間
- 2024年5月17日(金)~2024年6月20日(木)23:59〆切
- 応募コース
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【Aコース】費用上限:500万円
※富山県のDX推進が促されるような実証実験
【Bコース】費用上限:2000万円
※他県でも事例がなく、広く横展開が見込まれる実証実験
のいずれかを選択してください。 - 提出書類
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実証実験アイデアの概要(800文字以内)や、富山県内での実証実験のイメージ図・本実証に関わる3ヵ年の事業計画をそれぞれA4/ppt/pptx等で1枚でご提出ください。
詳細は以下の「応募する」からアカウント登録をしたうえでご確認ください。
本実証実験の募集要領については、以下の「募集要領」からダウンロードし、ご確認ください。募集要領(.pdf)