実証実験レポート

実証実験プロジェクトの採択について

県民のウェルビーイング向上の実現を図るため、先進的なデジタル技術を活用して地域課題を解決する実証実験プロジェクトを募集したところ、県内外から37件の応募があり、書類審査・プレゼン審査を通じて、9件を採択しました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

Digi-PoC TOYAMA(デジポックとやま)」実証実験プロジェクト

県成長戦略が目指す県民のウェルビーイングの向上を図るため、地域課題をデジタルソリューションで解決する事例を創出し、本県におけるビジネスモデルの構築につなげるもの

募集テーマ

観光地の利便性向上」や「製造業のデジタル化・DX推進」など、8テーマ
各テーマの詳細はこちら

費用上限

【Aコース】500万円:県のDX推進が促されるような実証実験
【Bコース】1,000万円:他県でも事例がないような実証実験

募集期間

2023年6月2日~2023年7月13日

採択プロジェクト

テーマ:観光地の利便性向上

提案者:株式会社 センサーズ・アンド・ワークス

実証実験の概要:

  • 立山駅周辺の駐車場内に超音波センサとカメラを設置し、車両カウントを行う。
  • ウェブサイトや現地サイネージによる駐車誘導により業務負担を軽減

費用上限:【Aコース】500万円

 

テーマ:公共交通の満足度向上

提案者:株式会社トラフィックブレイン

実証実験の概要:

  • 路線バスの遅延を少なくするため、ロケーションデータを解析し、最適なバスダイヤを作成

費用上限:【Aコース】500万円

 

テーマ:企業の脱炭素経営推進

提案者:e-dash株式会社

実証実験の概要:

  • 中小企業のCO2排出量を請求書アップロードだけで可視化‧削減検討する実証
  • 各社のCO2排出量可視化結果を県が一覧できるツールの富山県向け最適化の実証

費用上限:【Aコース】500万円

 

テーマ:製造業のデジタル化・DX推進

提案者①:富士通Japan株式会社 北陸公共ビジネス部

実証実験の概要:

  • 中小製造業の自社課題を抽出し、共通的な課題に対するAI ソリューション(画像認識、行動分析など)のプロトタイプ導入による生産性向上

費用上限:【Bコース】1,000万円

 

提案者②:株式会社フォーバル

実証実験の概要:

  • GXやDXの取組み等を可視化するプラットフォームの運用、GDXアドバイザーによる伴走支援により、中小製造業の付加価値向上

費用上限:【Aコース】500万円

 

テーマ:建設業のデジタル化・DX推進

提案者①:松嶋建設株式会

実証実験の概要:

  • 豪雨災害における被災前後の衛星データを解析
  • 被災箇所の見える化により、災害復旧の迅速化や現場確認・点検業務を効率化

費用上限:【Aコース】500万円

 

提案者②:スパイダープラス株式会社

実証実験の概要:

  • スマホ・タブレットを用いた情報共有・管理システムの構築により、施設の点検保守管理業務を効率化

費用上限:【Aコース】500万円

 

テーマ:教育の充実

提案者:三菱総研DCS株式会社

実証実験の概要:

  • 特別支援学校において、ロボットを活用することにより、コミュニケーションやソーシャルスキルトレーニングの効果的な実施

費用上限:【Aコース】500万円

 

テーマ:自治体業務の効率化・働き方改革推進

提案者:株式会社インテック 行政システム事業本部

実証実験の概要:

  • 生成AIとマルチモーダルAI(複数のデータを総合的に処理)を組み合わせたデータ利活用により、業務の効率化や働き方改革を推進

費用上限:【Aコース】500万円